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ウルトラマイクログレイン
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特長と原理
ウルトラマイクログレインは、高炉スラグ系の超微粒子セメントを主成分とした無機系注入材で、特殊な粉体の配合により水中での分離抵抗性を有することで、ブリージングや沈殿分離を起こさない注入材です。
高圧力による注入が難しかった従来の無機系注入材とは異なり、微細な空隙やコンクリート構造部の奥への充填を、高い流動性能を有したウルトラマイクログレインをTAP注入機を用いることで可能にしました。
自動低圧注入器具を用いた注入はもとより、高圧力で注入することも可能にしたウルトラマイクログレインは幅広い分野で活用することができる注入材料です。
形態
外観
白色微粉末
配合比 W/C(%)
58%
比重
1.78
可使時間
約4時間23℃
圧縮強度試験
材齢
28日
結果
50N/mm²以上
社内試験
物性試験
試験項目
実測値
規格値
Pロート流化時間
1回目
sec
11.8
30以内
2回目
sec
11.6
45以内
保水係数
%
34
30〜65
収縮率(材齢1日)
%
1.23
3.0以下
接着強さ(材齢28日)
N/mm²
4.17
4.0以上
曲げ強さ(材齢28日)
N/mm²
7.92
4.0以上
吸水率
%
8.1
15以下
JHS 414規格に基づく
トンネル・ダム・擁壁・ボックスカルバート
外壁・スラブ・サッシ廻り など
・コンクリート構造物のひび割れ注入
・コンクリート構造物内部の空隙充填
・ジャンカ・脆弱部の補修
巾0.05mmのクラックへの注入
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